以前から通塾されている小学生で中学受験塾に通われていたものの、先生の説明が全く分からず勉強そのものが嫌になってしまい、こちらに通われている生徒様がおります。先日、その方に受験勉強を丁寧に教えたところ、帰宅してから「受験してみようかな」と嬉しそうな声で前向きなことをおっしゃったそうです。
将来に思いを馳せる時間
前の投稿では、勉強以外のことをやる時間が大切であると話しました。
また、それと同時に将来に思いを馳せる時間も非常に重要だと考えています。
受験生であっても、これは必ずやるべきものだと思っています。
大切なのは「自分が好きな事」と「自分が得意な事」を明確にして、両立できる道を探すことだと思っています。
勉強以外の時間の必要性
私はあまり勉強ばかりに取り組むことを良しとしていません。
この塾にいる非常に成績の良いお子様にも、受験生でなければ
「勉強ばっかりしていないで、絵を描いたり運動したりピアノをやったり色々なことをしなさい」
と伝えます。
私には勉強ばかりやる意味が正直あまり分かりません。
子供が分かっていることを書き始められない心理
最近ご相談をいただくことがあるのが「勉強が嫌いではないのになかなか始めない」といったことがあります。また、そういったことが無い子でも勉強の様子を見ていると、分かっていることをなかなか書き始められないお子様もいます。
私も最近は今まで以上に「子供の心理」に神経を注いでおり、心理カウンセラーの勉強をし始めました。
これはここに来られる多くの方の悩みの原因にはなりますが、「間違えるのが怖い」というお子様が非常に多くみられます。
兄弟の有無と心理について
最近、一人っ子の場合と兄弟がいるかどうかでの心理について考えることがあります。今回はデメリットについて述べてみたいと思います。これは当然、絶対にそうだというわけでではなく、そういう場合もあるといった程度のものです。
一人っ子の家庭はご家族からの期待が強い場合がまま見受けられ、それに耐えられない場合があります。一方で、兄弟がおられるご家庭では兄弟との比較に悩まされる場合があります。
不登校と勉強を嫌がる子の精神状態の共通点
不登校の理由は人それぞれです。いじめを受けたのかもしれませんし、人一倍繊細なのかもしれません。学習能力が低く学校についていけないのかもしれません。
本人に原因があるケースもあれば、ご家庭に問題があるケース、第三者から受けたもので全く同情すべきケースもあります。ただ本人に非が無くても、不登校になってしまった以上、解決策は探さなければなりません
不登校のお子様の学習の段階について
不登校のお子様の学習について、ホームページでも記事を書いていますが、最近自分自身でもかなり気を付けていることがあります。それは、生徒様の精神状態と学習の取り組む内容です。
精神状態の悪い時期に勉強は全くやらない方が良いのではないのかと思うことがあります。全員が全員当てはまるわけではありませんが、不登校のお子様に完璧主義のお子様が多いように思います。
不登校の原因に対する考え方について
当塾では不登校の方の受け入れも積極的に行っています。ただし、週一回は決まった時間、決まった曜日に来れる状態の方に限らせていただいております。
不登校の原因について、私は人それぞれなので安直に決めつけることはかなり危険だと考えています。学校に行けなくなってしまったことで保護者様が色々と調べたりもすると思いますが、中には眉唾物も多いので注意してほしいと思います
「子供が学校に行く日がでてきました」「ここに来る前は精神的にかなり不安定でしたが、徐々に勉強に向かい始めました」という嬉しい声をいただきました。
最近ここに入塾してくださった方の保護者様から嬉しいお声をいただきました。わざわざ横浜市から通ってくださっている方です。「ここに来る前は子供が精神的に非常に不安定で、受験が近いにもかかわらず勉強にも全く手がつかなかったのに、徐々に勉強に向かい始めるようになってくれました。本当にありがとうございます。」といった内容です。
また、学校に通うことができなくなってしまって半年以上経つ小学生のお子様も、ここ最近になって学校に通う日が出始めました。大変嬉しいことです。