不登校のお子様の学習について、ホームページでも記事を書いていますが、最近自分自身でもかなり気を付けていることがあります。それは、生徒様の精神状態と学習の取り組む内容です。

精神状態の悪い時期に勉強は全くやらない方が良いのではないのかと思うことがあります。全員が全員当てはまるわけではありませんが、不登校のお子様に完璧主義のお子様が多いように思います。これは私の経験則によるものなので一概には言えませんが。そういったお子様の場合、自分ができないことに対して投げ出したくなってしまいます。こういったときは、もう一旦完全に勉強は諦めて、完全に自分の好きな事だけにシフトしてしまうことも大事なのではないかという思いが強くなってきています。例えば歴史の漫画を読んでみるとか、電車が好きなのであればそこから地理について勉強してみるとか、動物が好きなのであれば図鑑を読んでみるとか。

自分で楽しいと思えることを見つけることも努力の一つです。それが徐々に時間をかけてできるようになれば、少しずつ勉強も始めることができるようになるのではないかと考えています。