単語の覚え方について

「単語が覚えられないんです・・・毎日朝の時間に単語帳を見ているのですが」という人がいます。

そんな時、私はよくこういいます。

「見て覚えられないのに、なんで見ているだけしかしないの?なんで朝しか勉強しないの?」

単語は隙間時間に勉強するだけでは基本的には足りないというのが私の考えです。一定期間は単語の勉強を集中して行わないとできるようにはならないと考えています。

また、こういうことをいう先生がいます。

「単語の勉強で書くのは効率が悪い。絶対にしてほしくない勉強法だ。」

人によって能力の違いがあります。聴覚が秀でている人、視覚的に優れている人。

基本的には見ることをベースに書くこともしながら、自分なりの良いバランスを見つけていくことが最も大切だと考えています。

特に中学生が注意しなければならないのは、中学レベルの単語はスペルまで書ける必要があるという事です。高校生でもだいぶ学習が進んでくるとかける必要のないものも大分増えてきます。

漢字のテストで見ているだけの人が、本番一発で書けるわけがありませんよね。

他によくあるケースで

「ひたすら単語を書き続けているのに全く覚えられないんです」という人もいます。

でも、よくよくその様子を見てみると漫然と書き続けた挙句、書くことに満足しているだけで全く集中していないことがほとんどでです。

他にも形容詞と副詞の単語の作り方の違いを知らなかったり、おおまかな発音もわかっていないので覚えられないケースなど様々です。

どのケースもそうですが、結局は色々な方法を自分なりに探ってみるしかないというのが私の考え方です。ただどちらか一方だけしかやらないというのは非常に危険で、自分なりの方法を探す努力が決定的に足りないと思うことが非常に多くあります。

結局はやる気や集中力が足らないという元も子もない結論になってしましましたが、今まで受けた相談の限りでは結局そこにたどり着いてしまうというお話でした。

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